日記・コラム・つぶやき

2017年4月27日 (木)

浦島…

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  ものすごくご無沙汰してしまいました…

パソコンを買い替えたりしていたせいもあるし、なんとなく忙しかったせいもありますが、書きそびれたところを順を追ってきちんと書いておこう、と思ったりしているうちに、「きちんと」というのがハードルが高くて結局伸ばし伸ばしになって、何もせずにそうですね、半年くらい経ってしまったでしょうか。きゃー∑(゚∇゚|||)
年末は熱海でコンサートをしたり、久しぶりのバッハ・コレギウム・ジャパンに出演したり、N響の第九の合唱で出演したり、年明けは新国立劇場の『カルメン』にカバーキャストとして参加したり、ハイドン・コレギウム合唱団の演奏会に出演したり、先日は産経新聞社さん主催の交声曲「海道東征」の演奏会に出演したりしていました。春になると息子が幼稚園に入園して、生活が少しだけ変わりました。
あんまり放置しているとブログの意味がないので、「ちゃんと書こう!」と気負わずに、今後はちょくちょく更新したいと思います。
買い替えたパソコンの操作が下手くそでレイアウトをうまく選べないのですが、添付写真は4月19日に東京芸術劇場で行った交声曲「海道東征」の演奏会の写真です。
左からテノールの小原敬楼くん、バリトンの原田圭くん、ソプラノの盛田麻央さん、ソプラノの幸田宏子さん、私、指揮の大井剛史さん、合唱指揮の栗山文昭先生です。

2014年4月 3日 (木)

誕生

おちついてパソコンに向かえる時間がなかなかとれません。

24時間体制でスタンバイして赤ちゃんが泣いたらすぐにお世話する、というのは確かにかなり大変なことですね。

それでも母子元気に過ごしています。

3月4日に誕生して1カ月ほどたちました。またいつ泣いてしまうかわからないので手短にします。産まれてすぐのものではなくて、最近の写真を貼り付けます。あまり赤ちゃんぽくない顔をしているといわれますが、どうでしょうか。

Smile
Schau
Munter

2014年2月23日 (日)

妊娠 (長文です)

妊娠・出産というのは多くの女性が体験することなのでそれほど特別ではないような印象もありますが、それでも妊娠状態というのは普段の状態とはまったく違っていて、やはりじっさいに妊娠してみなければわからないことがたくさんあります。

 

それぞれの妊娠がまったく別ものだとはよく言われることで、ひとによっても、あるいは同じ人でも妊娠ごとにさまざまなようですが、私の発見したことや感じたことを少し書いてみたいと思います。

 

~不眠~

突然まったく眠れなくなる、というのではないし、一晩通して眠ることは二度とできない、というほどではないのですが、初期の頃はしばしば吐き気で目が覚めてしまったり、安定期以降は尿意で目が覚めてしまったりして、夜の眠りが浅くなります。尿意については子宮が大きくなってくると膀胱を刺激して…と聞くのですが、なぜかお腹があまり大きくなり始める前からおしっこが近くなってやはり簡単に目が覚めます。仕組みはわかりませんが、一般的にそういうもののようです。安眠できないと困るじゃないか、とも思いますが、赤ちゃんが産まれるとどうせ夜中に何度も起きなければならないことになりますので、これはこれでそのための練習と準備というふうに前向きにとらえるべきことのようです。

 

~つわり~

妊娠状態のなかで悪名高い現象に「つわり」がありますが、「つわりとは二日酔いの状態が何カ月も続くようなもの」というような説明をよく聞きました。これは吐き気のことをいっているのかなぁ。わたしは二日酔いの時は世界が回転してるので(笑)そういう感じとつわりとは別物でしたが、寝ても覚めてもすっきりしない感じは、本当に勘弁してほしいものです。

 

産婦人科医の方が書いた本などを見てもつわりの原因に決まった説はないようです。いろいろ言われているなかでは、胎盤が未完成で妊娠状態が不安定な時に、安静を保つためにあえて母体が不調になるのではないか、という話は少し納得できるような気もします。ただ初期流産は遺伝子不良などが原因になるそうですし、安静状態がどれだけ流産予防になるのかよくわからないぶん、やはりつわりというのは不当な仕打ちに思えます。

 

~ヒトの赤ちゃん~

ところで人間は哺乳動物の一種ですが、ヒトの赤ちゃんというのは、生物としてあまりにも無力ではないでしょうか。私は生物学には詳しくないため知っていることはあまりありませんが、産まれたばかりで自力で歩いたりできない哺乳動物はパンダなどの天敵が少なそうな動物などいくつかあるとは思いますが、それにしてもヒトの赤ちゃんの無力さは、生物としていったい如何なものか、と思うほどではないかと感じます。

 

まだ赤ちゃんをこの目にしていないので違うところもあるかもしれませんが、まず新生児は視力が非常に弱くてほとんど焦点を合わせられないくらいだとか。お腹がすいて泣いているのでおっぱいを近づけても、自力で乳首を見つけて吸うことができないとか。そのほか自らの生命を維持するためのほとんどのことが自分ではできません。それをフォローする親のほうはそれではやり方がわかるのかというと、やはりおっぱいの飲ませ方を本能で知ることはできないし、赤ちゃんの泣き声からメッセージを汲み取ることもできないので、泣きやまない赤ちゃんを前に、新米ママも一緒に泣いているという…そんな話はいくらでも聞きます。

 

産まれてから1カ月間くらいは赤ちゃんの入浴は、赤ちゃん専用の沐浴ベビーバスを使い、免疫ができていない赤ちゃんのために哺乳瓶はかならず除菌をし、洗濯物すら大人とは分けて別々にする…ということまで聞くと、それではかつてヒトが野生状態だったときはいったいどんなふうに生き延びていたのだろう…と考えたくなります。いえ、この除菌のくだりは、世界中を見渡せばたぶんいろいろな事情で実行できない地域もあるだろうと思います。しかしこれだけの用心をしないと、乳児は昔のように高い確率で病気になったり、死んでしまったりするのかもしれません。

 

そんな新米ママとなる前の妊婦のためには「母親学級」というものが存在して、私の住んでいる地域では区の主催で3回、かかりつけの病院の主催では2回、妊娠状態についての説明や妊娠期間の過ごし方のアドバイス、それから赤ちゃんのお世話の仕方なども教えてくれます。

 

「赤ちゃんを産む」というのはとても「生物的な」行為だと思うのですが、そのやり方を実際に赤ちゃんを産む親に説明する機会が「社会的に」必要だということは興味深いことです。

 

現在日本では、自治体によって回数は様々かもしれませんが、妊婦は妊娠期間中14回くらい妊婦検診を受けることになっているようです。

 

検診に行かなくても、母親学級に行かなくても、子供を産むということは可能かもしれない。理想的な、あるいは一般的な子供の育てかたを知らなくても、子供は育つのかもしれない。でも医療や行政などのレベルで「子育て」を応援する必要があるほどに、私たちの生活や社会活動は複雑なのだなぁ、とあらためて感じる次第です。

 

私の場合は妊娠20週くらいから胎動を感じ始めて、末期になったこの頃は、ときにはかなり大きく、胎児がぐりーんと足を動かしたりするのがわかります。赤ちゃんというのはある程度大きくなるまでは子宮以外では決して育つことができません。いまはまだ胎盤をとおして私の血管とつながっていて、わたしをとおして酸素や栄養を受け取っているので、すこしわたしの一部のようでもあるのですが、しかし実はたったひとつの細胞だったときから、私とは独立したひとつの生命体でした。もう少し時間がたつと外に出て、自力で呼吸をし、完全にひとりのヒトとして生きることになるはずです。それが楽しみなような気もすれば、本当に自分で生きる力のある子が産まれて来てくれるのか、不安なような気もします。

 

 

~読書~

思い切って起きてみるとそこそこ活動できるのですが、起きあがったり立ちあがったりするのに息が切れたりしてとても億劫になるのがわたしの妊娠末期の状態です。安静にしていることは妊娠状態の維持には悪くないと思うのですが、私自身の体調管理という点から考えると、筋力が落ちたり、太りやすかったりということもあってあまりよろしくないので、少々家事をしたり、ウォーキングをしたりしなければならないと思います。

 

昨年は出演予定だったオペラを降板したので、夏以降はずいぶん時間がありました。

 

ブログで紹介したように、フランス語検定、ドイツ語検定の日程がうまくあいていたので、昨年は語学を少々勉強しました。妊娠初期から身体は重かったのであまり力を入れて勉強することはできなかったのですが、出産後はしばらく試験などを受けている時間が取れないと思うので、受けるなら今しかない、という気持ちもありました。

 

そのほかに、自宅でだらだらしている時間のために、区立図書館に行って、妊婦のために妊娠について書いた本、妊婦のための栄養や食事レシピの本、助産師さんや産婦人科医の書いたものや赤ちゃんの病気や子育てについての本などで、利用できるものを片っ端から借りて来て読みました。本から得た知識は本から得た知識にすぎませんが、「こういうことが起きる可能性がある」と知っていることは、知らないことよりはおそらく役に立つのではないかと思います。

 

そうして数カ月実用書的なものばかり読んでいましたが、ひさしぶりに小説を購入しました。

 

通っていた語学学校の同級生で、とても優秀な方がヘルマン・ヘッセの愛読者でした。この方はベルリンで10年以上働いていたそうで、ドイツ語レベルは私などよりもずっとすぐれているのですが、とにかくヘッセのドイツ語は美しくて素晴らしいのだと。その言葉になんとなく惹かれて本屋さんにヘッセを探しに行きました。

 

もっとも有名な「車輪の下」はペーパーバックスが品切れで全集版しかなかったので、なんとなく2番目くらいに有名なような気がするこの作品を。やっぱり日中はだるくて本を開く気にならないのですが、入浴中に数ページくらいずつ読み始めています。

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舞台はたぶん中世の修道院のなかです。小説の言葉は、検定試験の勉強をしていた時に読んでいたニュースのドイツ語などとはまったく違って、とても優雅な雰囲気があります。しかし修道院のなかで、年配の司祭や、助教師の若いお兄さんや、生徒の少年など男性しかいないところで、Liebe,Liebeという単語が並ぶので、このLiebeはいったいどういうニュアンスなのかと考えながら読み進めています(笑)。

 

入浴中だけの読書ですから…いったいどこまで読めることでしょう。いつになったら最後まで行くかわかりませんが…きっとそろそろ中断されてしまうような気がしますけれども、それでも良いですよね。また時間ができたら続きを読もう。

2014年2月21日 (金)

災害

台風などの大雨で大きな災害が起きることが予想されるとき、気象庁が警報の基準をはるかに上回る現象に対して特別警報を定めたのはほんの昨年のことだったと思いますが、その記憶も新しいこの冬は、とつぜん関東甲信越地方に未曾有の大雪が降りました。

 

これまでにせいぜい10㎝とか、多くて30㎝ほどの雪しか積もったことがなくて、除雪する設備も、雪に対する対策もほとんどない地域に一晩のうちに1m以上の雪が降り、20人以上の人が亡くなって、積雪から1週間以上経った今日でもまだ孤立している集落があるという災害になってしまいました。

 

東京都(23区)内はせいぜい30㎝程度の積雪でしたが、それでも八王子市の奥の方では50㎝以上の積雪があり(もっと多いかも)、家の周りの雪かきをしても除雪車は来ないし、雪の捨て場はないし、ということで数日間はどこにも行けないという状態になっていたと聞いています。

 

西高東低の典型的な冬型の気圧配置では関東地方は乾燥するのが常ですし、春が近づいたころに南岸低気圧が突然雪を降らしていくというのは時々あることだとは思いますが、しかし今回のこの積雪量は気象庁の予報も大きく上回り、首都圏の積雪に対する大きな弱点を露呈しました。

 

災害は忘れたころにやってくる、といいますけれども、いま当たり前のようにアクセスしているライフラインが大雪のせいで、あるいは地震のせいで、あるいは大雨のせいで突然絶たれる可能性がある、ということは常に気にかけていなければならないことを強く思います。そのようなとき、行政などが救助に来てくれる(だろう)までの、せめて数日分の備蓄は、少なくともどの家庭でも心がけなくてはならないと、あらためて感じた次第でした。

 

大雪の災害でいまなお停電や断水、孤立状態で困っていらっしゃる方々に、適切に物資などが届けられるよう願います。

2014年2月 8日 (土)

ドイツ語検定

まえから興味はあったけど予定が合わなくてずっと受けることができなかった語学検定、昨年の秋はドイツ語検定の準1級を受験し、先日合格証をいただきました。

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クラッシックの声楽家なのでヨーロッパの言葉はそれぞれある程度できる状態でいたいと思っているのですが、ただ勉強していてもつまらないので検定試験も受けようかなぁ、と思っていたのです。昨年の春季はフランス語の2級をとりましたが、秋季はドイツ語を受けてみました。

 

こちらの合格証にはドイツ語で「ドイツ語の上級試験に合格したことを証明します」と書かれていますが、「上級」といっても、まだまだドイツ語が使いこなせるようになった気にはなりません。なかなか難しいものですね。

 

ドイツ語もフランス語もまだ不十分な気持ちでいますが、今度はもっと遅れているイタリア語を底上げしたいような気がしています。でも来月からしばらく忙しそうなので、難しいかもしれません。

2014年2月 3日 (月)

ご報告

2014年になり、はやいものでもう2月になってしまいました。みなさまお元気でお過ごしでしょうか。

 

さて更新がすっかり滞っていますが、じつはご報告することがあります。

 

現在妊娠9カ月を迎えており、来月出産の予定です。

 

妊娠も安定期に入ると発表する方が多いようですが、わたしは妊婦としては高齢、というほかにもリスクのある妊娠でしたので慎重にしていましたが、はや9カ月を迎え、おなかの中の赤ちゃんも2000グラム程となり、いまもし間違えてすぐに出てきてしまったとしても生きていけるかな、という大きさまで育ったことになります。

 

現代では出産で命を失う母子は非常に少なくなりましたが、まったく問題がないように見えた妊婦さんでも何があるかわからないのが出産だそうですから、今後も気をつけて過ごしたいと思います。

 

初めての妊娠で不安なこともありましたが、幸い血圧も血糖も基準値を超えることなく、貧血や足のむくみなどのマイナートラブルもいまのところ問題なく過ごすことができています。

 

9カ月に入ってからお腹もかなり大きくなって、胃袋が押されて胸やけがしたり、少し動くだけで動悸、息切れがあったり、と身体としてはかなり辛いのですが、多くの先輩ママさんたちからは「産まれて来てからは、おなかのなかにいてくれたときはどんなに楽だったか、と思うわよ」と聞いているので、来月以降の嵐を覚悟して待ち構えたいと思います。

 

これからさき、人生、生活がだいぶ変わるかと思いますが、たくさんのお母さんたちのとおってきた道ですので、私もしっかり歩んでいきたいと思います。

2013年12月30日 (月)

12月22日 秋田「青少年の家」 ハイドン「ハルモニーミサ」

先週の週末は秋田青少年の家の演奏会で秋田に参りました。こちらの団体で歌わせていただいてからはもう78年になるでしょう。オーケストラや合唱の皆さんにお会いすると、帰って来たというか、なつかしい気持ちにさせていただけるようになりました。

 

今年の演奏会の曲目でご一緒したのはJ.ハイドンの「ハルモニーミサ」でした。ハイドンの楽曲は古典派的な若々しい曲が多いかもしれませんが、このハルモニーミサはその中でも非常に明るくて、うきうきするようなところがたくさんあります。ハイドンの晩年の作曲ですが、モチーフなどがモーツァルトのオペラの一節に似ているところがあったりして、そんな部分もまた楽しかったです。

 

演奏会の本番は1222日(日)。共演歌手は横手出身の高橋絵里さん、高橋祐樹さん、それからじつは青森出身の鈴木准くん、指揮はいつもどおり「秋田青少年の家」の音楽監督の羽川武先生。まじめに練習を重ねた青少年オーケストラと合唱団の皆さまの力によって、今年も素晴らしい演奏会になりました。

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クリスマスイブでもある1224日はお茶大の先輩である直美先輩のご縁で、とあるデイサービスで歌い収めでした。デイサービスにいらっしゃるお年寄りの方々にミニ・クリスマスコンサートとして歌のプレセントに伺ってこちらも何年目かになります。こういう場所ではどういうものを歌うのが良いのか迷うところですが、やはり日本の歌かなぁ、と思って唱歌のようなものを数曲まじめに歌ってきました。意外と、お若い頃に流行った歌謡曲がお好きかもしれないと思って迷うのですけれども、皆さんご存じの歌が喜ばれるかなぁ、とおもって選曲しちゃうんですよね。。

 

1230日ももうすぐ終わるという時間になりました。いつの間にか2013年もあと一日ほどです。今年一年間はみなさまにとってどんな年だったでしょうか。

 

良いことがあった方も、あまり良いことに出会えなかった方も、皆さますてきな新年を迎えられますように、お祈り申し上げます。

2013年11月18日 (月)

ベルレクと長岡

先週、学習院のベルレクが、昨日、長岡混声合唱団の演奏会が終わりました。

ベルレクは錦糸町のすみだトリフォニーホール。このホールはご縁があって学生の頃からよく歌っていました。わりと広いのですが、響きが良くてとても歌いやすいホールです。
終演後に指揮者とソリストで。
Face
オーケストラも合唱もアマチュアさんですが、演奏技術も内容も素晴らしいと思いました。学習院輔仁会では、各パートに一流のトレーナーさんがついてまじめに練習していらっしゃるそうですが、そういうことがよくわかる確かな演奏だったと感じます。

ミサ曲などでは壮大な合唱がメインで、ソリストは少しだけしか歌わないものもたくさんありますが、ヴェルディのレクイエムは、合唱の比重もソロの比重も大きいです。メゾソプラノのソロも非常に難しく、うたい甲斐があり、大変勉強させていただくとともに、本当に幸せな時間を過ごしました。

♪♪♪

それから昨週末は長岡混声合唱団の本番のために長岡へ参りました。終演後の集合写真はこちらです。
Nagaoka
指揮者、歌のソリスト、ピアニスト、オルガニストです。ラインベルガーのレクイエムはペダル付きのポジティブ・オルガンの伴奏で、ブルックナーのミサはピアノ編曲版に、オケ版のオルガンパートを加えて小編成で演奏しました。この編成なら、巨大な合唱団じゃなくてもブルックナーの合唱曲を歌えますね!もちろん、声楽的な要求が高いので難しい曲には違いありませんが、大オーケストラを従えるよりもちいさな合唱団で歌うことができます。

指揮者の福島章恭さんは今年の3月に東大和のメサイヤでご一緒しましたが、今回はそのご縁でお誘いくださって、共演させていただきました。有名曲ではありませんが、美しい曲に出会い演奏することができて、また地道に努力していらっしゃる様々な合唱団の方々にお会いできるのはとても幸せなことです。

福島先生、長岡混声合唱団の皆さま、どうもありがとうございました!

2013年4月11日 (木)

東京ドイツ文化センター オペラトーク 2013

ペーター・コンヴィチュニー、オペラ演出を語る

<東京ドイツ文化センター オペラトーク 2013

新制作のオペラ《マクベス》の演出を中心に

http://www.goethe.de/ins/jp/tok/ver/ja6164884v.htm

 

というイベントが49日の夜にありました。コンヴィチュニーさんは20089月の二期会の『エフゲニー・オネーギン』で初めてお会いした演出家です。

 

それ以前の私はいわゆる「現代演出」が何のために存在するのかあまり考えたことがなかったし、多くの人が言うように、楽譜に書いてあるト書きの通りに上演することがオーセンティックであろうという考えにもあまり疑問を持っていなかったと思います。そういう何の予備知識も先入観も(!)ないままで出会ったコンヴィチュニー演出というのは、わたしにとっては非常に大きな衝撃でした。コンヴィチュニーとの出会いは、私にオペラや演劇というものの考え方を変えさせる出来事だったと言って過言ではありません。

 

ブログの過去記事を探してみましたが、彼に最後に会ったのは2011729日のミュンヘンの歌劇場でのトリスタン(の舞台裏)でした。その年の末でしたね、ライプツィヒ歌劇場の主席演出家だった彼が体調不良を理由に辞職したというニュースが流れたのは。その後もかなり長いあいだ体調が悪かったとか…。とても心配しましたが、でもいまではすっかり元気になられて、3月の末にはびわ湖ホールでのワークショップを終え、いまは二期会で『マクベス』の稽古をつけています。本当に良かったです。

 

元気で再び会えたことを喜んで、何枚か一緒に写真を撮ってもらいました。

Daimonsan

これは私の表情が良かったかと思って。右にいるのは東京二期会の事務局の大門さんです。

Hand

こちらは彼がインテリジェントな表情ををしているので(笑)。ずっと同じポーズで写るのはつまらん、といって手をつないでくれました(^-^)

 

彼が講演でどんな話をしたかを詳しく書くとものすごい分量になてしまうのと、そもそもそれは私の力には及ばないことだと思うので、彼の考えを知りたい方にはオペラの研究などをしている様々なひとの文章を読むか、次のような本を読まれるといいかと思います。

Claj_046_2

http://www.alphabeta-cj.co.jp/cla_j/claj_046.html

 

客席に届けたいメッセージが強ければ強いほど時には過激な表現方法となる彼の演出はもちろん嫌いな人もたくさんいて、いつか会った年配のヴァイオリニストは(フランクフルトのオペラで弾いていた人でしたが)彼のことをボロクソに言っていました。「お父さんのフランツ・コンヴィチュニーはゲヴァントハウス(ライプツィヒ市の有名なオーケストラ)の素晴らしい指揮者(この人はカペルマイスターという言葉をつかていました)だったが、息子はダメだねあれは」というような。

 

オペラの舞台はきれいで夢があるほうがいいと思っている人には到底受け入れられない演出かもしれませんし、いわゆる「読み替えられた」設定は作曲家に対する冒涜に見えるかもしれませんが、しかし彼はオペラを愛し、音楽を深く理解しているし、彼の話を聞けばその必要は当たり前のように思われます。それに彼自身カーテンコールの「ブー!」を楽しんでいて、自分のすべきことには揺るぎない自信を持っていますので、今後の公演も楽しみです。

 

2013年2月28日 (木)

ドイツ語

2月に入ってからひさしぶりにドイツ語学校の講座を受講し始めました。先日ある人に、なんでそんなにドイツ語勉強するの?と訊かれましたが、よく考えたらどうしてかわかりませんでした。なんでなんだろう。でも、あるアイデアを、こういう風に言葉を組み立てることで表現できるんだ、と新しく知ることは少し楽しいことなんですよね。

Deutsch

今回のコースは、こんな子供みたいな文房具を使って勉強することにしました。キャラクター文房具を、大人なので大人買いしました。筆箱とか、消しゴムとか、ペンとかみんな揃えちゃったんです。語学学校の机で全部ならべて出していると、ちょっと恥ずかしい気もしますが、まあ良いのだ。

 

いま通っているコースは聞くことと話すことのトレーニングコースで、見えているプリントはドイチェヴェレDeutsche Welleというラジオのニュース番組のある記事を紙に書いたものです。授業では、これをまず音で聞いて、みんなで内容を話し合うところからはじめます。今回はドイツの武器輸出に関するニュースでした。

 

まったく社会音痴の私は、ドイツが武器輸出量で世界第3位の国だということを知りませんでした。この記事では、ドイツの武器輸出先のトップの国は対サウジアラビアであること、武器輸出は国内でも意見の対立する問題ではあるが、(「アラブの春」以来)不安定になっている国の安定材料になることが期待されるという意見もあることなどが書かれています。

 

武器というのは反乱を抑える力になるかもしれませんが、テロ支援国家に流れる可能性もあり、難しい問題です。社会的なテーマを、わたしは普段の生活の中で考える機会が非常に少ないので、こういう問題を提示されてみんなで話をすると、高校生の時の現代社会の授業に戻ったように新鮮な気持ちになります。あまりにも無知で無関心でいることは、社会の一員としてあまりよろしくないことですから、すこしはニュースを見たり聞いたりして勉強しなくては。

 

次回の授業は、合唱団“えん”のアンサンブルコンテストの当日に重なっているので、たぶん早退しなければなりません。その次の週はメサイヤ演奏会のリハーサルと重なっているのでお休みしなければなりません(涙)。なので、せめて今日は頑張って、宿題の作文を書きあげたいと思います。

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