出演する本番

2016年6月21日 (火)

歌と絹の織りなす日本の真髄

6月18日は梅若能楽院会館において『歌と絹の織りなす日本の真髄』の第2回の演奏会に出演しました。

『歌と絹の織りなす~』のことばに恥じず,私にも2代目龍村の錦織物の袋帯をお貸しいただいて、赤いドレスの上にまとって歌いました。

ロビーには様々な伝統工芸品が並べられ、会場内では組み紐や刺繍などの伝統工芸の実演も行われました。能楽堂の舞台で華やかな会となりました。

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龍村流の二代目は、舞台の緞帳などもおられていた方だそうですが、鮮やかな緑色にはっきりとした色合いを配した模様が、舞台の緞帳を思わせます。わたしが持参した赤いドレスととても良いコンビネーションとなりました。

前からみると巻きつけてあるだけですが、後ろはちょうちょ結びのようにしてあって、素敵だったんですよ。

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こちらは楽屋の写真。左から、企画の武井涼子さん、イタリアのアルタ・モーダのコレクションを出されたというデザイナーの加々美先生、日本舞踊を踊られた坂東流師範の栗原さあやさん、そしてソプラノの北村さおりさんです。

お友達のご縁で、普段拝見しないような素晴らしい工芸品も拝見しました。日本の伝統も、素晴らしいですね!




2015年4月 2日 (木)

わの会

わの会
わの会
明日はキリスト教の教会暦ではイエス・キリストが受難したという聖金曜日。ワーグナー好きが集まった「わの会」は聖金曜日にちなんだ楽劇をいれて明日本番を迎えます。

プレイヤーが中心になった会でありながら「わの会」は運営がしっかりしていて、凄いなあ、と思うことばかり。演奏のレベルや稽古に対する態度などもみなさん素晴らしくて、私もしっかりしなくちゃ!と思うことばかりです。

本番はとうとう明日になってしまいました!乳児の世話をしながらの稽古参加で私は充分準備できたか心配ですが、力強いエネルギーに満ちたワーグナーの世界をお届けできるように頑張ります。ピアノとイングリッシュホルンだけのアンサンブルですが、とても力強い音が鳴っていると思います。たくさんの方に聴いていただけたらなぁ。

2015年2月 9日 (月)

2015年3月31日 モーツァルト劇場

モーツァルトのオペラとフランスオペラの日本語上演に長年情熱を傾けていらしたモーツァルト劇場の高橋英郎先生が、昨年お亡くなりになった。

 

私はイドメネオ公演で初めて出演させて頂いたが、キャスティングの前に初めて声を聞いて頂くためにご自宅に伺ったあと、ご夫妻と食事をしながらモーツァルトやフランス文学の周辺の取りとめのないお話をしたのをよく覚えている。英郎先生はスタンダールからモーツァルトに入っていったそうだ。

 

モーツァルト劇場がいままで上演してきたオペラのなかから、331日に英郎先生のメモリアルコンサートが行われる。


私は『フィガロの結婚』からケルビーノの「恋とはどんなものかしら」を歌います。

有名曲ですね。

 

セシオン杉並で14時開演です。


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2015年3月1日 東大和市民合唱団 ベートーヴェン「ハ長調ミサ」

子どもの月齢が増えてきて、できることも増えてきたのですが夜なかなか続けて寝てくれなくなったりして、なかなかパソコンを開くことができず、ブログの更新が滞ってしまいました。

 

しばらくステージはお休みしていましたが、31日に以下のコンサートに出演します。

 

ハ長調ミサは学生時代から馴染みのある曲ですが、舞台で歌うのはひさしぶりです。

CDで聴いてみたら、若い頃の印象と少し変わっていて、ますます良い曲に思われます。

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

 

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14:00開演(予定)

東大和市ハミングホール(大ホール)

ベートーヴェン作曲:ミサ ハ長調
岩河三郎作曲:富山に伝わる三つの民謡

指揮:佐藤寿一
【ソリスト】
ソプラノ:佐藤優子
アルト:田村由貴絵
テノール:藤牧正充
バス:大沼 徹

管弦楽:東京都交響楽団団友会オーケストラ

入場料:3,000円(全席自由)

http://music.geocities.jp/higashiyamatochor/report.html

2014年12月28日 (日)

ワーグナーの会

長らく更新を怠っている間に2014年も終わりに近づいてきました。

 

113日の日本歌曲の演奏会が終わったあとに風邪をひきましたが、長く咳の残る風邪でした。ようやく体調がよくなってきたと思ったところで子供の卵アレルギーが発覚。全身にじんましんが出て、とてもかわいそうでしたが、抗アレルギーのお薬ですぐに症状がおさまりました。乾燥のために肌がカサカサしていたところも合わせて、お薬をつけていたら、もともと以上の美肌を取り戻しました。

 

そうこうするうちに今度は私が12月には乳腺炎になってしまって39.6℃の発熱がありました。ほぼ同時に感染性の胃腸炎のようなものになって、吐き気と嘔吐があり数日食事が取れませんでした。腹痛も下痢もなく、胃腸炎かどうかもよくわからずに、どうして良いものやら迷いましたが、乳腺炎は間違いないようだったので授乳中でも可能な吐き気止めと解熱剤を処方してもらい、抗菌薬を飲み、どうやら落ち着いてきました。

 

12月は東京オペラシンガーズとして東フィルさんの第九に合唱で乗るはずでしたが、一部降板し、今年は一回しか出演できませんでした。それでも一度第九の演奏会に乗ると、年末の気持ちも盛り上がって、年の瀬を実感します。

 

そんなこんなを乗り越えて、無事に年末年始を迎えることができそうです。

 

いまチラシができている演奏会がひとつ。ワーグナーの楽劇を上演するために集まった団体である「わの会」にゲストとして参加させていただくことになりました。聖金曜日に演奏する『パルシファル』を含めてワーグナーの楽劇の抜粋です。私は『ラインの黄金』のフリッカとラインの乙女、それから『ニュルンベルクのマイスタージンガー』の5重唱のマクダレーネを担当します。よろしければお聴きください。


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2014年10月11日 (土)

アンサンブル・ノマド 第51回定期演奏会

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コンテンポラリーというのは縁がなくて、あまり接したことのないジャンルだった。



現代曲といっても私が歌うパートは古いフラメンコのスタイルということで、音程はすごく難しくはない。


すごく難しくはないといっても、本当の昔の歌のようにわかりやすいメロディだけでできているわけではないし、ずっと不協和音が鳴っていたり、入りの必然性がよくわからなかったりして、やっぱり私にはとっても難しかった。


歌の言語はスペイン語だけど、もとの詩はいろいろな国の女性詩人による詩がスペイン語に翻訳されていて、内容は抽象的だったり、フェミニスティックだったりして、内容も難しかった。


スペイン語は学生の頃と、コレギウム・ジャパンのスペインツアーに同行したとき、2003年くらいかな?に数年勉強したきりだったので、言葉を勉強するのも時間がかかった。夜、子供を寝かしつけてからの少しの時間に、すこしずつ辞書を引き引き、一生懸命勉強した。


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5連とか繰り返し出てきても、減音程の旋律が続いても、スペイン語の台詞(音程なしで喋る)がたくさんあってもだいたい歌えるなぁというようになるまでかなり時間がががって、やっとここまでたどり着いた。


フラメンコのスタイルで歌うには、発声がぴったりマッチしていなかったかもしれないし、音楽をきちんと理解できていなかったかもしれないけど、わたしにとって新しい挑戦ができる場を与えていただけてとても嬉しく思いました。ふーーーがんばった!よくい練習したなぁ!
家族の協力もあり、子どもも良い子で付き合ってくれて、いろいろな出会いに支えられてこの歌が歌えることに感動して、本番前涙が出そうになった。


現代曲というのは音楽が複雑で難しいけど、こういうスタイルでしか表現できないこともあると思いました。曲の最後は感動的でした。



共演者の、ニュージーランド・ネイティブであるマオリ族の歌手メレさんと、中国のカウンターテナー、シャオ・マーさんと写真を撮りました。今日も会場でいい子で待っていてくれた息子と一緒に一枚。

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2014年9月 3日 (水)

8月の本番

やっと少し秋らしくなってきて、カレンダーも9月になりました。


ブログもだいぶお休みしてしまいましたが、元気に過ごしています。
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29日のガラコンサートでは、栗原利佳ちゃんのベビーが4ヶ月で家の子と同じ月齢でした。せっかく一緒の楽屋になったので、ベビーで写真を撮ってもらいました。

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お互い同じような大きさで同じような髪型なのに、利佳ちゃんのベビーは女の子らしく、うちの子は男の子らしく、不思議なものです。


その後いくつか本番がありまして、こちらは830日に鎌倉芸術館であった栄光メサイヤソサイエティ アンサンブルと合唱団の演奏会です。ソプラノの藤崎美苗ちゃん、テノールの水越啓くん、バリトンの杉山範雄君です。みんなにひさしぶりに会えて懐かしかったです。

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美苗ちゃんの子が13カ月でもう歩いていますが、うちの子は5ヶ月でまだねんねです。でも就学するときは同級生になってしまいます。


それからもうひとつおまけで。

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子供が赤ちゃんでいるのも、いまのうちだけですよね~。

2014年7月20日 (日)

7月29日 ガラ・コンサート

赤ちゃんは4ヶ月をむかえ、先日の4ヶ月健診で測ってもらった体重は 7,160g でした。
だんだん泣くことも少なくなり、授乳の間隔はあいてきて、でもまだねんねでじっとしている今が一番楽だ、といろんな方々に言われております。


さて、私は二期会というオペラ団体に所属している歌手で、二期会のオペラ研修所を修了しました。それは10年くらい前のことなのですが、研修所の同窓生で演奏会をすることになりました。
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2014年7月29日(火) 18時開演
渋谷区総合文化センター大和田 伝承ホール(6階)
出演者が多いので様々な歌をお送りしますが、私は

リヒャルト・シュトラウス ツェツィーリエ
ドリーブ『ラクメ』 からの二重唱
オッフェンバック『ホフマンの歌』 から舟歌の二重唱


などを歌います。
よろしければ是非お運びくださいませ。

2014年6月17日 (火)

シューマン歌曲の夕べ 2014年6月12日

産後初めての本番が終わりました。

子育ては大変とかお母さんは忙しいという言葉は聞いていたけど、具体的にどういうことなのかは体験して初めて分かることです。


「3ヶ月くらいになるとずっと楽になりますよ」と以前から聞いていたので、とにかく3か月を目指して生きてきました…というのは大げさでもなく、本当に2カ月過ぎくらいまででしょうか、抱っこしても泣きやまない、おなかがいっぱいになっても泣きやまない、どうして泣いているのかわからない、という時期があって、いろいろ人に訊いたりしていました。

それからだんだん泣く時間が減り、目が合うと笑うようになり、ぐずっていても抱っこをすると泣きやむようになり、ノンレム睡眠の眠りが深くなり、お昼寝している間に僅かに家事ができるようになりました。すごい進歩!


それでも起きているときはひとりで遊んでいられるのはほんの少しの時間だけで、少し経つとすがるような目をして、切なそうに「んっくー!んっくー!(注:おそらく抱っこしてちょうだい!)」とせがまれて、「はいはい、ちょっとまってね」といっても数分後には「うわーーん、うんぎゃーー!(泣)」となってしまうので、できる家事といっても、今日はやっと洗濯物がたためたとか、今日は床にワイパーできた、とかそのくらいなんですが…。


でももうあんまり泣かなくなってきたし、そろそろ子守の手があれば外出も大丈夫かなぁ、という感じでしょうか。
ということで、歌の練習は夫が子供を見ていてくれる時か、あるいは自分で抱っこしながら歌ったりしてきました。


充分ではなかったけど、手慣れたスタッフのアミティエLLPの皆さまのお力添えもあり、無事に本番を終えることができました。
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鈴木様、アミティエLLPの皆さま、お世話になりました。どうもありがとうございます!

2014年5月26日 (月)

シューマン歌曲の夕べ 2014年6月12日

あと一週間ほどでわが子も3か月を迎えることになりました。ここまで無事に育ってくれて、本当にありがたいことです。

ところで、6月12日(木)には出産後最初の演奏会に出演いたします。アマチュアのバリトン歌手である鈴木慶彦さんと一緒にシューマンの歌曲を歌う演奏会です。

私が歌う『女の愛と生涯』は、学生時代から少しずつ練習してきた曲ですが、組曲全曲で歌うのは初めてのことです。

『女の愛と生涯』というシャミッソーの詩は、ある女性が好きな人に出会い、恋をし、結婚して、子供を産んで、そして愛する人を見送るという内容で、月並みと言ってしまえばそれまでですが、平凡ななかに幸せというものがあるのかもしれないというか、ロベルト・シューマンの「歌の年」1840年に作曲された歌曲集のひとつで、やはり確かに感動的な曲集のひとつだと思います。

タイムリーなところでは、赤ちゃんを身ごもったことを旦那さんに知らせるシーンで感極まって歌えなくなったりしないように(笑)冷静に歌いたいと思います。12日(木)19:00から杉並公会堂です。

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